推定構築時間: 0.1 SBU 推定必要ディスクスペース 3.1 MB |
Ed は以下のパッケージに依存します: Bash, Binutils, Coreutils, Diffutils, GCC, Glibc, Grep, Make, Sed.
Note: Ed は多くの人が使うものではありません。ここでは、ed ベースのパッチに遭遇した場合に、パッチプログラムが使うのでインストールされます。 最近では diff ベースのパッチが好まれるためこの問題はあまり起きません。
Ed は通常 /tmp の中に一時ファイルを作るため mktemp 関数を使いますが、この関数は脆弱性を持ちます。 ( http://en.tldp.org/HOWTO/Secure-Programs-HOWTO/avoid-race.html の中の一時ファイルの項を見て下さい。)以下のパッチは代わりに、一時ファイルを作るための方法として推奨されている mkstemp を Ed が使うようにします。
パッチをあてます。
patch -Np1 -i ../ed-0.2-mkstemp.patch |
それではコンパイルのために Ed を準備します。
./configure --prefix=/usr |
パッケージをコンパイルします。
make |
このパッケージは、正しく構築されたのを確認するために多くのチェックができるテストスイートを持っています。テストをすることにした場合は、以下のコマンドで実行可能です。
make check |
パッケージをインストールします。
make install |
そして /usr パーティションが利用できなくなった場合にも使えるように、プログラムを /bin ディレクトリへ移動しましょう。
mv /usr/bin/{ed,red} /bin |