推定構築時間: 0.6 SBU 推定必要ディスクスペース 48.4 MB |
E2fsprogs は ext2 ファイルシステムで使用するファイルシステムユーティリティを提供します。これはまたジャーナリングをサポートした ext3 ファイルシステムもサポートします。
インストールされるプログラム: badblocks, blkid, chattr, compile_et, debugfs, dumpe2fs, e2fsck, e2image, e2label, findfs, fsck, fsck.ext2, fsck.ext3, logsave, lsattr, mk_cmds, mke2fs, mkfs.ext2, mkfs.ext3, mklost+found, resize2fs, tune2fs 及び uuidgen.
インストールされるライブラリ: libblkid.[a,so], libcom_err.[a,so], libe2p.[a,so], libext2fs.[a,so], libss.[a,so] 及び libuuid.[a,so]
E2fsprogs は以下のパッケージに依存します: Bash, Binutils, Coreutils, Diffutils, Gawk, GCC, Gettext, Glibc, Grep, Make, Sed, Texinfo.
ソースツリー以外で E2fsprogs を構築するのを推奨しています。
mkdir ../e2fsprogs-build cd ../e2fsprogs-build |
コンパイルのために E2fsprogs を準備します。
../e2fsprogs-1.34/configure --prefix=/usr --with-root-prefix="" \ --enable-elf-shlibs |
コンフィグオプションの意味
--with-root-prefix="": e2fsck プログラムのようなあるプログラムは極めて重要なプログラムであると考えられています。 たとえば、/usr がマウントされていないときには、これらの極めて重要なプログラムが利用できる必要があります。 これらは /lib や /sbin のようなディレクトリに置かれます。 このオプションが E2fsprogs の configure に渡されないとすると、プログラムは望まない /usr の中に置かれます。
--enable-elf-shlibs: これはこのパッケージの中のいくつかのプログラムが利用する共有ライブラリを作ります。
パッケージをコンパイルします。
make |
このパッケージは、正しく構築されたのを確認するために多くのチェックができるテストスイートを持っています。テストをすることにした場合は、以下のコマンドで実行可能です。
make check |
パッケージの大半をインストールします。
make install |
さらに、共有ライブラリもインストールします。
make install-libs |