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「スタック・トレース」表

この表は、「スタック・トレース」タブの本体であり、範囲ナビゲータで設定された期間中に発生したすべてのイベントの集計スタック・トレースを含みます。たとえば、この表には、トレース・ツリーの特定の部分に寄与するイベントの数や、トレースのその部分に寄与するイベントの期間の合計が示されます。

トレースの参照

「スタック・トレース」タブを開くと、「スタック・トレース」表には、各トレースの最上位のメソッドのみが表示されます。トレース全体を表示するには、メソッド名の隣の右矢印をクリックします。これを各ノードについて繰り返して、問題のあるメソッドの場所を特定したり、すべてのメソッドを開きます。トレースを閉じるには、メソッド名の隣のマイナス記号(-)をクリックします。この動作を繰り返して、非表示にしたいすべてのメソッドを閉じます。

「スタック・トレース」表のカスタマイズ

「スタック・トレース」表のコンテキスト・メニューを使用して、次のことを実行できます。

トレース表示の構成

各トレースのラベルは、クラス名、メソッド名、パラメータおよび戻り値で構成されます。次に例を示します。

2つのパッケージ名を示します

メソッド名は常に表示されますが、コンテキスト・メニューのトレース設定コマンドを使用して、その他のどのコンポーネントを表示するかを構成できます。たとえば、すべてのコンポーネントを非表示にするように設定した場合、前述の例は次のようになります。

2行のテキストをツリー形式で表現する

トレース表示を構成するには:

  1. 「スタック・トレース」表の任意の場所で右クリックしてコンテキスト・メニューを開きます。

  2. トレース設定を選択します。

    コンテキスト・サブメニューが開きます。

  3. 表示または非表示にするコンポーネントを選択します。

    • 戻り値

    • クラス

    • パラメータ

    コンテキスト・サブメニューが表示されます。

  4. 次の一方または両方を行います:

    • コンポーネントを表示するか非表示にするかに応じて、「表示可能」を選択または選択解除します。

    • パッケージ名を表示するか非表示にするかに応じて、「パッケージ名」を選択または選択解除します。

「スタック・トレース」表と操作セットの使用

スタック・トレース・ツリーで、トレースの特定の部分に寄与するイベントを操作セットに追加または削除できます。「操作セット」コンテキスト・サブメニューからアクセスできるこの機能は、他のフライト・レコーダ・タブで使用可能な機能に似ています。

操作セットに含まれるトレースのみを「スタック・トレース」表に表示するには:

グラフの左上にある「操作セットのみを表示」を選択することで、操作セット内のイベントのスタックトレースのみを表示できます。このチェック・ボックスを選択すると、操作セットに追加したトレースのみが「スタック・トレース」表に表示されます。また、範囲ナビゲータでイベント全体の一部を表す色を変更すると、アクティビティ全体に対するセットの影響が表示されます。