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「ライブ・スレッド」表(図: 「ライブ・スレッド」表)で、ライブ・スレッド・アクティビティをモニターできます。この表は、アプリケーションで使用中のすべてのライブ・スレッドを表示します。スレッド名と一緒に、スレッドの状態やスレッドが一時停止されているかどうかなどの、ライブ・スレッドの他の情報も表に示されます。この表に列を追加して、ロック名、ロックの所有者名やID、待機の回数や時間などを表示できます。また、「ライブ・スレッド」表を使用して、各ライブ・スレッドのスタック・トレースを表示することもできます。
デフォルトでは、管理コンソールが開くと、この表に次の情報(要素)が表示されます。
スレッド名: スレッドのユーザー指定名とその名前に関する情報です。
スレッドの状態: スレッドの状態を示します。たとえば、NEW、RUNNABLE、BLOCKED、WAITING、TIMED_WAITINGおよびTERMINATEDです。スレッドの状態の詳細は、Javadocのjava.lang.Thread.Stateを参照してください。
ブロック回数: スレッドがモニターへの参加または再参加をブロックした回数の合計です。
合計CPU使用: スレッドで必要な合計CPUスペースの量です。
デッドロック: スレッドがデッドロックされているかどうかを示します。この値は、「はい」(スレッドがデッドロックされている)、「いいえ」(スレッドがデッドロックされていない)または「有効化されていません」(デッドロック・データなし)です。デッドロック・データを得るにはデッドロック検出をオンにする必要があります。
割当て済バイト数: スレッドに割り当てられているバイト数です。
各スレッドについて最大15の要素を表示できます。詳細は、「ライブ・スレッド」表のデータ要素を参照してください。
特定のスレッドの統計についてオンとオフを切り替えることもできます。詳細は、ライブ・スレッド統計の表示を参照してください。