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「スレッド別イベント数」表

「スレッド別イベント数」表には、範囲ナビゲータで定義された期間中に使用されたスレッドがリストされます。各スレッドについては、表: スレッド表の説明で説明されている情報がこの表に示されます。

スレッド表の説明

説明

スレッド

スレッドの名前

JavaスレッドID

スレッドのID。

イベント数

このスレッドで発生したイベントの数。

合計継続時間

このスレッドで発生したイベントによって消費された時間の合計。


このパネルの2つの機能により、表と円グラフの両方に表示される結果を絞り込むことができます。これらは、フィルタ・メカニズムであり、データの操作セットのみ表示するためのオプションです。

「スレッド別イベント数」表のカスタマイズ

「スレッド別イベント数」表のコンテキスト・メニューを使用して、次のことを実行できます。

表のデータのフィルタ処理

表の上にあるフィルタ処理メカニズムを使用して、表に表示される情報を絞り込むことができます。

列をフィルタ処理するには:

  1. 「列のフィルタ処理」ドロップダウン・コントロールを右クリックしてメニューを開き、スレッドなど、フィルタ処理する列を選択します。

    列名が「列のフィルタ処理」フィールドに表示されます。

  2. テキスト・ボックスに、フィルタ処理する文字列を入力します。

    通常、パフォーマンスへの影響を少なくするために、照合には単純なクリーネ・スター・ワイルドカードのみが使用されます。スター(*)は、ゼロ個以上の任意の文字と一致します。例:

    8*は、8で始まる任意の文字列と一致します。*esは、esで終わる任意の文字列と一致します。

    また、正規表現も使用できます。ただし、複雑な式や大規模なデータでは解決に時間がかかる場合があります。例:

    regexp:(YC|Young Collect).*は、YC Promotion Failed、Young Collection、Young Collector Nursery Snapshotなど、YCまたはYoung Collectで始まる任意の文字列と一致します。

    また、数値を含む列には論理式を作成できます。たとえば、メモリー/割当ての「クラスによる割当て」表にあるようなカウントを表示する列で、式> 100 && < 500はイベントが100より多く500より少ないクラスをフィルタで除外します。

    フィルタ・テキスト入力フィールドでは大文字と小文字が区別されます。

「スレッド別イベント数」表と操作セットの使用

「スレッド別イベント数」表では、操作セットから特定のスレッドを追加または削除して、それらのスレッドで発生したイベントのみを比較できます。「操作セット」コンテキスト・サブメニューからアクセスできるこの機能は、他のフライト・レコーダ・タブで使用可能な機能に似ています。

操作セットに含まれるスレッドのみを「スレッド別イベント数」表に表示するには:

グラフの右上にある「操作セットのみを表示」を選択することで、操作セット内のイベントのみを「スレッド別イベント数」表に表示できます。このチェック・ボックスを選択すると、操作セットに追加したスレッドのみが「イベント・グラフ」に表示されます。