![]() 前 |
![]() 次 |
JFRグラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用すると、フライト・レコーダに対応したバージョンのOracle JDK (つまりVersion 7 Update 4以上)を使用しているユーザーは、JVMの記録、現在の記録設定およびランタイム・パラメータを表示できます。
このGUIは、パフォーマンスのデータを次のグループ別に集計する一連のタブで構成されています。
アプリケーションの全般的な情報。CPU使用状況やヒープ使用状況の統計などが表示されます。
イベントの情報。イベントのプロデューサとタイプ、イベントのロギングとグラフ化、スレッド別イベント、イベントのスタック・トレースおよびイベントのヒストグラムなどが表示されます。
これらのタブのデータは、ダイヤル、チャートおよび表の組合せで表示されます。各タブの先頭には範囲ナビゲータと呼ばれるスライディング・ウィンドウがあり、これを使用して記録の範囲を拡大または縮小できます。たとえば、特定期間にクラスタ化されたイベントのグループを表示する場合、目的のイベントのみが含まれるように範囲ナビゲータを調整すると、目的のイベントのみがタブ・コンポーネント上に表示されます。