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このタブ付インタフェースには、次の3つのサブタブがあります:
「上位のブロッキング・ロック」には、他のスレッドをブロックしている上位のロックがリストされます。
「上位のブロックされたスレッド」には、ブロックされている上位のスレッドがリストされます。
「上位のブロッキング・スレッド」には、他のスレッドがロックを取得するのをブロックしている上位のスレッドがリストされます。
各表には、表: 「ブロッキング・スレッド」表の説明にリストされている情報が表示されます。
「ブロッキング・スレッド」表の説明
列 | 説明 |
---|---|
スレッド(「上位のブロッキング・ロック」表のクラス) |
ブロックしているかブロックされているかするスレッド(またはクラス)の名前。 |
カウント |
範囲ナビゲータで指定した期間中にスレッド(またはクラス)がブロックした回数、またはブロックされた回数。これはスレッドがブロックされた合計回数ではありません。粒度はこのイベントのしきい値で決定されます。デフォルトでは、20ミリ秒以上の間スレッドがブロックされるブロッキング・イベントのみがイベントを生成します。 |
平均 |
選択した範囲においてスレッドがブロックされた平均期間。 |
合計 |
選択した範囲においてスレッドがブロックされた合計期間。 |
表の上にあるフィルタ処理メカニズムを使用して、表に表示される情報を絞り込むことができます。
列をフィルタ処理するには:
「列のフィルタ処理」ドロップダウン・コントロールを右クリックしてメニューを開き、「カウント」など、フィルタ処理する列を選択します。
列名が「列のフィルタ処理」フィールドに表示されます。
テキスト・ボックスに、フィルタ処理する文字列を入力します。
通常、パフォーマンスへの影響を少なくするために、照合には単純なクリーネ・スター・ワイルドカードのみが使用されます。スター(*
)は、ゼロ個以上の任意の文字と一致します。例:
8*
は、8で始まる任意の文字列と一致します。*es
は、esで終わる任意の文字列と一致します。
また、正規表現も使用できます。ただし、複雑な式や大規模なデータでは解決に時間がかかる場合があります。例:
regexp:(YC|Young Collect).*
は、YC Promotion Failed、Young Collection、Young Collector Nursery Snapshotなど、YCまたはYoung Collectで始まる任意の文字列と一致します。
また、数値を含む列には論理式を作成できます。たとえば、メモリー/割当ての「クラスによる割当て」表の列などのカウントを含む列の場合、式 > 100 && < 500では100よりも多く、500に満たないイベントのクラスがフィルタによって除外されます。
フィルタ・テキスト入力フィールドでは大文字と小文字が区別されます。