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イベント設定表には、記録に使用できるすべてのイベントが表示されます。この表には、表内の結果を制限できるフィルタリング・メカニズムがあります。
フィルタリング・メカニズムでは、結果をフィルタ処理する列およびその列の値を指定して、表示された表の情報を制限できます。これは、たとえばjava.vm
で始まるプロパティのみに結果を制限する必要がある場合に便利です。
列をフィルタ処理するには:
「列のフィルタ処理」を右クリックしてメニューを表示し、フィルタ処理する列(たとえば「リクエスト期間」)を選択します。
列名が「列のフィルタ処理」フィールドに表示されます。
テキスト・ボックスに、フィルタ処理する文字列を入力します。
通常、パフォーマンスへの影響を少なくするために、照合には単純なクリーネ・スター・ワイルドカードのみが使用されます。スター(*
)は、ゼロ個以上の任意の文字と一致します。例:
8*
は、8で始まる任意の文字列と一致します。*es
は、esで終わる任意の文字列と一致します。
また、正規表現も使用できます。ただし、複雑な式や大規模なデータでは解決に時間がかかる場合があります。例:
regexp:(YC|Young Collect).*
は、YC Promotion Failed、Young Collection、Young Collector Nursery Snapshotなど、YCまたはYoung Collectで始まる任意の文字列と一致します。
また、数値を含む列には論理式を作成できます。たとえば、メモリー/割当ての「クラスによる割当て」表の列などのカウントを含む列の場合、式 > 100 && < 500では100よりも多く、500に満たないイベントのクラスがフィルタによって除外されます。
フィルタ・テキスト入力フィールドでは大文字と小文字が区別されます。
この表には、記録に使用できるイベントと、各イベント・タイプの設定が表示されます。表: イベント設定列の説明では、この表に表示されるデフォルトの情報について説明します。
イベント設定列の説明
列 | 説明 |
---|---|
イベント名 |
記録されたイベントの名前。 |
オン |
特定のイベント・タイプが記録されたかどうかを示します。この値が |
スタック・トレース有効 |
スタック・トレースがこのイベント・タイプに対して使用可能だったかどうか。この値が |
リクエスト期間 |
リクエスト可能なイベントの場合に、イベントが作成された頻度を示します。たとえば、CPU負荷は一般に1秒ごとにサンプリングされます。 |
しきい値 |
この値を下回る特定のタイプのイベントが記録されなかったことを示す、カットオフのしきい値。しきい値は、記録を作成する際のメモリーやパフォーマンスのオーバーヘッドを制限するために使用されます。たとえば、20msよりも短いJavaブロッキング・イベントは通常記録されません。 |
この表では、次の操作を実行できます。
各列のソート順を変更します。表の列のソート順の変更を参照してください。
使用可能な列のリストから選択して、表示するデータを選択します。
選択内容をコピーして、テキスト・エディタなどの他の場所に貼り付け、データがクリップボードに格納される方法を構成します。クリップボードへのデータのコピーを参照してください。