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ホット・パッケージおよびホット・クラスと同様に、ホット・メソッドは、アプリケーションの実行に長時間かかったメソッドです。この表は、アプリケーションで実行に時間がかかっている場所が、「ホット・パッケージ」チャートや「ホット・クラス」表よりも詳細なビューで示されるため、問題となる可能性のあるメソッドを認識するのに役立ちます。メソッドを選択すると、このタブの下半分にある「先行」/「後続」トレース表に先行メソッドと後続メソッドが表示されます。表: 「ホット・メソッド」表の説明で、「ホット・メソッド」表で使用可能なデータについて説明します。
「ホット・メソッド」表の説明
列 | 説明 |
---|---|
メソッド |
ホット・メソッドの名前。 |
サンプル・カウント |
範囲ナビゲータで指定した期間内にメソッドがサンプリングされた回数。 |
割合 |
範囲ナビゲータで指定した期間内の合計時間に対し、アプリケーションが特定のメソッドの実行に費やした時間の割合。 |
表の上にあるフィルタ処理メカニズムを使用して、表に表示される情報を絞り込むことができます。
列をフィルタ処理するには:
「列のフィルタ処理」ドロップダウン・コントロールを右クリックしてメニューを開き、「メソッド」など、フィルタ処理する列を選択します。
列名が「列のフィルタ処理」フィールドに表示されます。
テキスト・ボックスに、フィルタ処理する文字列を入力します。
通常、パフォーマンスへの影響を少なくするために、照合には単純なクリーネ・スター・ワイルドカードのみが使用されます。スター(*
)は、ゼロ個以上の任意の文字と一致します。例:
8*
は、8で始まる任意の文字列と一致します。*es
は、esで終わる任意の文字列と一致します。
また、正規表現も使用できます。ただし、複雑な式や大規模なデータでは解決に時間がかかる場合があります。例:
regexp:(YC|Young Collect).*
は、YC Promotion Failed、Young Collection、Young Collector Nursery Snapshotなど、YCまたはYoung Collectで始まる任意の文字列と一致します。
また、数値を含む列には論理式を作成できます。たとえば、メモリー/割当ての「クラスによる割当て」表の列などのカウントを含む列の場合、式 > 100 && < 500では100よりも多く、500に満たないイベントのクラスがフィルタによって除外されます。
フィルタ・テキスト入力フィールドでは大文字と小文字が区別されます。