デフォルトでは、sup 経由で取得した CMU バイナリ配布が
/usr/X11R6
にインストールされます。ディスクに十分な余裕(約
45MB)があることを確かめてください。
XFree 2.1 用の古いサーバは /usr/misc/.X11
にインストールされ
ています。したがって、両方のサーバを共存させることは簡単にできます。
Mach におけるマウスの選択方法は、オンラインマニュアルの
XF86Config
のエントリに書かれている方法と違います。
XF86Config
の Device セクションの Pointer エントリは無視されます。
マウスデバイスは必ず /dev/mouse
になります。
Mach は何種類かの外付けマウスをサポートしています(Logitech の 3 ボタン マウス、Microsoft の 2 ボタンマウス、PS/2 マウス、Logitech MouseMan マ ウス)。バスマウスは全くサポートしていません。マウスの種類と COM ポート を指定するには、マウスデバイスのマイナー番号を使います。マイナー番号に 設定する値は次の公式を使って計算します:
< タイプ > * 8 + < COM ポート >< COM ポート > の値は 0, 1, ... であり、これはマウスを接続 した COM ポートによって決まります。(アーキテクチャに寄っては、COM0 に はモデムを接続した方がよいものもあります。)
作者らはノート PC 用に便利なハックをしてあり、でかくて邪魔な外付 けマウスを付けなくても良いようになっています。Scroll Lock キーによって、 「滅多に使わない『ファンクションキー』」を使ってマウスの動作を示すモー ドがトグルするようになっています。F1, F2, F3 はそれぞれマウスの左、中、 右ボタンです。1 度キーを押すとクリックしてマウスのボタンを押したことに なり、再びキーを押すとボタンを離したことになります。それから、上下左右 の矢印キーで実際にマウスが動き、かつ上下左右の矢印キーの周囲斜め方向に Home, PgUp, End, PgDn キーがある標準キーパッドが付いている場合には、お 分かりかと思いますが、これらのキーはマウスを斜め方向に動かします。試し てみてください... 注意: 最近のノート PC のほとんどには内蔵マウスが付いていますが、普通は ボタンが 2 つしかありません。したがって、マウスの 3 つのボタンにアクセ スするために F1, F2, F3 キーを使うだけの場合は、この機能は現在でも有効 です。