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1. 概要

1.1 この文書に書かれている事

この文書では、Red Hat Software の開発したパッケージマネージメント ツール、Redhat Package Manager (RPM) を用いたバイナリ及びソース パッケージの作成方法を解説しています。

この文書では、RPM を用いた、バイナリパッケージのインストール 及び更新方法、情報の問い合わせ方法や検証方法は解説しておりません。 これらに関しては、 RPM-HOWTO, RPM-Tips 及び rpm(8) の man page (または それらの翻訳)を参照して下さい。
RPM-HOWTO は、山縣 敦 <ayamagat@phys.metro-u.ac.jp> さんが日本語に翻訳して下さいました。
rpm(8) の man page は、第一筆者が翻訳し、随時 Linux-ML 等に 流しております。

なお、この文書では、パッケージマネージャを``RPM'' と 大文字で表記し、それを用いて作られるバイナリパッケージ (*.rpm)及びソースパッケージ(*.src.rpm) と区別しています。

1.2 著作権及び配付条件

この文書の著作権は古高和禎及び石岡尚にあるものとします。

また、この文書は、GPL に従って自由に配付・利用できるもの とします。

1.3 フィードバック

この文書は、筆者達が package-ML における RPM を使用したパッケージングの実験を通して得た 少ない経験及び知識をまとめたものです。

従って、筆者の誤解による誤った記述や欠落してしまっている情報が 数多くあるものと思われます。

誤りや追加すべき情報を発見なさった方は、 第一筆者 にお知らせ頂ければ、文書の更新時に訂正/追加を行なって参ります。


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