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9. X10 - ホーム・オートメーション・システム

「X-10 モジュールとは、電源の口に接続し、 それに繋がっているランプや器具といったものの電源供給を 遠隔操作できるようにする装置です。 壁面の電源スイッチの代りに設置して照明を制御したり、 サーモスタットがわりになる X-10 モジュールもあります」

X10 のベンダたちは、 Firecracker と呼ばれる実にいかしたドングルを作りました。 PC のシリアル・ポートを介して X10 デバイスをコントロールできるのです。 bottlerocketgtk-x10 といったプログラムを使えば、 Firecracker デバイスを介して、Linux から X10 デバイスをコントロールできます。 リモコン、受信機、ランプ・モジュールで構成される Firecracker は、たった 5.95 米ドル (特別価格) で手に入ります。

GNU Phantom.Home は コンピュータ制御のホーム・オートメーション・システムです。 ソフトウェアには、PC のパラレル・ポートに接続するシンプルな回路基板である Phantom.Home.Controller の制作用の回路図が含まれています。 ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで、 ほぼどんな 120 ボルトの装置でもコントロール (例えば電源オンやオフ) できます。 そして、エレクトロニクスのノウハウがちょっとだけあれば、 必要に応じて回路基板を変更し、 どんな電圧のどんな装置でも制御できるようになるでしょう。 ソフトに(回路図が)同封されているこのシンプルな回路なら、 25 米ドル程度で制作できるでしょう。モジュールの費用は 10 米ドル程度です (基本的に頑丈なリレーです)

でんきは大切にね!


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